ゼロの使い魔 〜双月の騎士〜

最終回。今期の1クールアニメで唯一リアルタイムで見てたアニメだったなぁ。
最終回の終わり方には賛否両論あると思う、が、しかし、俺は満足できたぞ。


どう考えても才人が生きていた方法が意味不明なんだけど、まぁ異世界だから何が起こっても仕方ないと思えば十分合理的なんじゃないかと、思っておく。エクレールダムールの花が枯れたってことは死んだってことで、そこからまた咲いたってことはやっぱり一度死んで、何らかの方法で「蘇った」んだろうな。ハルケギニアでは妖精は蘇生までしてくれると考えれば万事解決だなw。
最後に7万の敵相手に戦ってた才人は超強ぇeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee状態だったんだけど、っていうか飛んでくる矢を剣一本で防ぎきる超才人には若干シリアスなシーンながらも笑ったw。最後には負けて、まだ6万くらいいた敵に囲まれて火葬されかけてたけど、あれからどうやって生き返ったんだかは、やっぱり妖精(ry


最後のルイズの表情は12話終わって一番印象的な表情だったなぁ。12話終わったからこそ見せれる表情、結婚したからこそ見せれる表情、いつもと変わらない日常が戻ってきたなかであの戦争を経たあとだからこそみせれる表情。才人が生きていたことを喜びながらも照れ隠し、いや本当に怒ってるのかもしれないけど、でおしおきする、っていう単純なものじゃない、もっと深い感情をつめこんだ表情。っていうあの表情を描けるスタッフどんだけすごいんだよ。監督の方向性からいって、キャラの表情が豊かになるだろう、なってる、っていうのは前々から言ってたことだけど、まさかここまでとは思わなかった。期待以上です。


続編決定が発表されてから、実際に放送されるまで時間があっただけあって、その間にスタッフ間で相当練った跡を感じ取った。続編決定から放送までやけに早いアニメとかある気もするけど、どう考えてもスクリプトや心象を練る時間がないだろ。このアニメに関してはキャラクターの内面について相当打ち合わせしたんだろうなぁ。それに絵がついていってるのもまたすごいけど。


最後は若干ルイズと才人の戦争論になりかけてて心配だったけど、終わってみればそんなこともなく。ルイズの姉たちや、アニエスなどの新キャラに焦点があたったままかといえば、これも終わってみれば、ルイズと才人の物語で帰結した。正直、戦争が本格的にストーリーに絡み始めた時は不安があったけど、「ルイズと才人」っていう大きな軸をぶらさなかったおかげで、最後にも不安要素を昇華しきったこのアニメは名作と呼ぶに足る存在であり、それを実現したスタッフに拍手をここまで送りたいと思わせたのも初めてでした。





3期あるかな?あったら2期のスタッフでやってほしいな。1期のスタッフも悪くはないけど、ちょっとここまでのものを見せられるとどうしても2期のスタッフでという思いは強い。


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