英國戀物語エマ 第二幕

観了。
最後の結末は思った以上に幸せで嬉しかったな。
でもあの結末だと第三幕はない流れ。あったとしてもエマとウィリアム夫婦の苦難とかでだらけるからやらないほうが。
ウィリアム父の「あなたのような人が紳士と崇められる社交界ならば、いずれ消えてゆく運命かもしれない」っていう台詞はかっこよすぎる。一期の初めから交際を反対してきた父が最終話でエマを認めて、社交界の理不尽さを一蹴した。感慨深いものがある。イギリスおける貴族階級の社交界っていう存在がいつごろ消えていったのかは興味あるな。


ウィリアムは途中にただのわがまま坊ちゃまのようにキチガイなことを言ってたのを「若さ」だけで片付けたのは残念だったかもw。「エマさんと一緒になりたいけど、この家を手放すつもりはない」ってただのわがままじゃねーか。こんなヘタレ兄貴だったら、そりゃヴィヴィも泣き出すよ。


あとハキムは相変わらずいいキャラだな。要所要所で登場して、ウィリアムに助言する。いい立ち回り。エマに助言してたのはハンスだったけど、こっちは無愛想さがいまいちとっつきにくい印象。
メルダース家の人々も本当にいい人たちばかりで、ターシャやナネットはもちろん、強面なヴィークやアデーレも最後にはエマのことを思って言ってくれる。本当にいい職場だな。ただ史実とは違うとは思うけどw。



ウィリアムとエマは結婚して、父にも認められて、ヴィヴィはどうか判らないけど、4人の子供もできてエマは幸せになりましたとさ。
このあとジョーンズ家の長男の妻として社交界でどのような立場にあるかは目に見えているけど、二人にとっては幸せだったならウィリアムとエマのハッピーエンドなことに揺るぎはないんじゃないかな。


http://www.emma-victorian.com/index.html