IGPX -Immortal Grand Prix- -#24(終)

ちょっとづつ消化してました。
これは隠れた名作。始まる前は全然期待してなかっただけに、期待以上に面白くて得した気分。
2クールやったわけだけど、1クールで終わらせてもよかったかなとも思った。特に13話とかの盛り上がりは最高。1話のみの爆発力ならそのクールトップクラス。
2クール目のタケシの不調に関してはなくてもよかったかな。1クール目との違いを出したかったのも分かるけど、不調になった理由も不明だし、立ち直る決定的なきっかけも分からなかったし。なにより、あのヘタレタケシは見ていて不快だった。ファンティーヌとの発展的破局?も必要だったのかどうか。
レースの方の描き方は文句なしで最高。一瞬だけスローになるわかりやすい演出や、予想できない作戦など、一瞬でも目が離せない。特に重要な場面でのヴェルシュタイン戦の盛り上がりは最高。13話、24話とか。でもやっぱり13話かな、このアニメの見所は。
エイミーの足の怪我も、すぐに復帰できる軽傷なものにすれば次からまた出れるのに、敢えて出れないほどの重症であることにして、ロケット・ジョージを出さざるを得ない風にしたのも上手いと思った。
バンビのゴミ商法のせいで、決勝戦がDVDのみ収録の25話26話なのが残念。そういえば、ホワイトスノーがなんであんなにチームサトミを恨んでるのかはDVDで語られるのかな?まぁTV放送分が「アニメ」なのでDVD収録分はオプション。なので、IGPXというアニメは準決勝までで終わりです。
にしても最終回のEDはもうちょっと頑張って欲しかったな。最終回のEDだけ「Go For It!」が流れたけど、エンディングアニメーションはいつも通り、しかもテロップも「ED:Believe yourself」って、おい。そこくらいは変えてくれよ。


2クールでちょっと長いかもしれないけど、1話見ると「次も見たい」という感覚になるから意外に長くないかもしれない。見ても損はない、珍しく万人に勧められる作品でした。